手球のポジショニング

次の手球の位置

 ビリヤードをやり込んでいくと、次に狙いたい的球を考えるようになります。

 次に狙いたい的球を落としやすくするには、手球がどの辺りに行けば良いかということです。

ビリヤード中級練習法

 図のように、8番(黒)と9番(黄)が残っています。
8番は真っ直ぐ狙えばよいのですが、その後の9番を落としやすくするには、手球を赤マルの辺りまで動かしたいところです。

手球の撞く場所

 この場合、手球に軽いドライブ回転を掛けてあげると良いでしょう。
 さらに、スクラッチの可能性もありますので、右もしくは左の回転を微かに掛けることも考えられます。
 すると、手球が青いラインを外れてクッションに向かうようになります。

左右回転のある場合

 ここで注意しなければならないのは、手球に回転を掛けると、その分、的球にも逆の回転が伝わりポケットできない可能性が出てきます。
 ただの直線上の的球にドライブ又はバック回転を掛けるだけなら、的球は真っ直ぐ進んでくれますが、手球と的球が真っ直ぐではない場合、手球の回転の強さや横回転の影響をまともに受けて、回転を掛けない時と比べて的球の軌道が大きく変わってきます。

 手球に回転が掛かっているとき、的球がどのように動くか。
これについては決まった基準がなく、自分の力加減で全く変わってしまうので、ビリヤードをやり込んで自分で覚えていくしかありませんが、基本的な動きとして「基本知識と応用」ページの“手球に回転を掛ける応用編”項目にある内容を覚えておきましょう。

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