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クッションを介したショット
プロのプレイヤーがクッションを使って、いとも簡単そうに的球をポケットしていきますが、このバンクショットにはちょっとした理論があります。
クッションシステムとかバンクシステムなどと呼ばれている、クッションを用いたテクニックです。
上図のような配置があります。
Aのポケットに1番の的球を狙いたいのですが、8番の的球がポケットを塞いでいます。ナインボールなら1番で8番を押し込むのも良しですが、エイトボールでは、負けてしまいます。
そこで、Bのポケットに狙います。このようなときは、クッションシステムを使いましょう。
クッションシステムとは、クッションを使って手球、的球をコントロールする技術です。
クッションシステム
青い数字10〜70と黒い数字4〜60までがあります。的球の場所が、青い数字と黒い数字の同数が結ぶ線を探します。
すると、12辺りで的球1番がライン上になります。
(青い数字に12は書いてませんが、10と20の間を10等分して12を読みます)
的球1番がこのラインに沿って走るように手球で狙います。上図の場合は、手球もライン上にあるので、そのまま真っ直ぐ狙います。手球がライン上に無くても、イメージボールをライン上に浮かべながら的球を狙います。(下図)
手球には、回転を掛けず、少し強めに中心を撞きます。
クッションシステムは、クッションを使うため、手球・的球の強弱、球の回転に敏感に反応します。そのため、手球と的球の厚みがラインからみて極端にない場合などは、正確さに欠けます。手球の強弱についても、何度も練習して一定の自分の感覚を覚えるより他にありません。
空クッションも、この方法で正確に狙うことが可能になります。
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